サンマテオアダルトスクール 2018春学期まとめ
お久しぶりです。
今回は、学校のことについて書きたいと思います。
前回、以下の記事でSan Mateo Adult Schoolでの最初の学期で学んだことについて書いたのですが、
今回は、続きです。
今回の春学期では、
Morning Class :①All Skill(High Advanced)
8:45-12:00 Mon~Fri
Afternoon Class:②Intensive Writing
12:30-15:30 Tue, Thur
のクラスを取りました。
Morning ①All Skill(High Advanced)
前学期は、Low Advancedだったのですが、学校のレベル分けテストを受けたところ、スコアがあがったので、一番上のクラスに移ることができました。
今回のクラスでは、あまり基本的な文法はやらず、もっと細かいところ
・動詞と前置詞の組み合わせ
・a/theの使い分け
・to/-ingのどちらを使う動詞か
・関係代名詞
などを習いました。
前回のクラスに比べて、他の生徒も間違いながらもベラベラしゃべれる生徒が多いので、
最初は難しいと感じましたが、だんだんと慣れていきました。
先生が日本人と結婚されている方なので、日本人の態度や価値観を理解していて、非常に受けやすい授業でした。
よく先生が、日本とアメリカの違いについて感じた体験談を話してくれたりするので、面白かったです。
Afternoon ②Intensive Writing
今回、最も大変だったのは、このクラスでした。
以前からこのクラスは宿題が多く先生も厳しくて、大変と噂に聞いていたのですが、
大学のESLと同じレベルの授業が受けられ、かつ大学の講義を取るためのレポートの書き方を学べるということで、頑張って受けてみることにしました。
まずは1パラグラフ(10~15文程度)の文章の組み立て方を学んでいきました。
①トピックセンテンス
②サポートセンテンス
③コンクルーディングセンテンス
の三段構成で書いていきます。
トピックセンテンスで主旨を述べ、サポートセンテンスでその理由を説明し、
コンクルーディングセンテンスで結論として主旨を締めくくる、という流れになります。
基本的に、各サポートセンテンスにはさらに3つ以上の理由を述べます。
サポートセンテンスを書くには、
・それが何なのかを説明する
・より詳しい情報を説明する
・理由をあげる
・事実やデータを提示する
・例を述べる
という方法があります。
また、コンクルーディングセンテンスにもいくつかパターンがあり、
・主旨の言い換え
・今後の提案をする
・意見を書く
・将来的な予測を書く
のように締めくくります。
日本語の文章だと、言いたいことは結論で最後に述べる流れだと思いますが、
英語では、最初のトピックセンテンスで言いたいことを書く、というのが大きく違うところだと思います。
トピックセンテンスで、詳細な理由まで書かないこともありますが、賛成なのか反対なのか、どのような見地から意見を展開するのか、
ある程度は最初の1文で分かるようにしなければなりません。
そして学期の最後の方になると、パラグラフからエッセイに移ります。
エッセイは基本的に5章(5パラグラフ)で構成され、基本構成はパラグラフと同じです。
でも、単純にパラグラフの5倍以上は書かなくてはいけないので、結構なボリュームになります。
この程度の内容が大学のレポートでは求められるそうです。
そして、エッセイになると、なかなか自分の知識だけでこのボリュームを書き、
説得力のある理由をあげるのが難しいので、文献やウェブニュース等から
他の人の文章や意見を引用していくことになります。
先生が言うには、必ず書き始める前に、ブレインストーミングをして、
アイデアを絞り出し、トピックセンテンスと3つのサポーティングセンテンスの柱とその内容を決めるのが重要だそうです。
予め各段落で書く内容を決めて、他の紙に書き出しておいてから、本文を書き始めることで、論展開が構成されたものになります。
さらに、However、In additionなどの繋ぎの言葉を適切に使ったり、
have、getなどの動詞を多様せずアカデミックな動詞を使うように意識する必要があります。
私は、最初1パラグラフを書くのも大変だったので、まさか最後にはエッセイまで書けるようになるとは思いませんでした。
ただただ文章を書き連ねるならそんなに時間もかからないと思うのですが、
このように文章を組み立てて書くには、細かいところに気を配るので構成にとても時間がかかりました。
でも、最後にはエッセイが書けるようになり、とても達成感がありました。
一人でやっていてはモチベーションが続かなかったと思いますが、学校で同じメンバーと内容をチェックし合ったり、質問し合うことで、
助け合いながら、続けることができました。
私は、このクラスを取って本当によかったと思います。
もし取るかどうか悩んでいる方がいらっしゃれば、最後までやりきれることを心から応援しています!
ひとまずは、自分にお疲れ様と言いたいと思います。笑