カレッジオブサンマテオ 2019秋学期(ESL858 / BUS180)
こんにちは。
あっという間に3月になりました。
残り2ヶ月弱ですが、のんびりと帰国準備をして過ごしています。
ふと思い返すといろんな事があったはずなのに、どんどん記憶は風化して忘れていきますね。
なんか凄くさみしくもったいないと思うので、些細な出来事も残せたらいいですよね。
写真だと凄く残しやすいけど、その時の面白かった出来事とか考えていた事とか、写真では残せないものもありますよね。
前談はさておき、今回についてもカレッジの事を書こうと思います。
2019年の秋学期では、
①ESL858: Reading for Multilingual Students IV
②BUS180: Introduction to Marketing
の2コマを受講しました。
①ESL858: Reading for Multilingual Students IV
このクラスでは、現地の学生が国語の授業で読むという短編を読んで、その内容について感想を言い合ったり、その他にも映画化された本を読んだり、アウシュビッツに関するグラフィックノベルを読んだりしました。
"Discovering Fiction 2"
"The Art of Racing in the Rain"
"The Complete Maus"
前回のWritingの授業は5単位でしたが、今回のクラスは3単位だったので、少し課題も軽めで追い込まれる事なく受講できました。
この授業はESLの必修ではないため、私のような大人の受講生が多かったのも過ごしやすくてよかったです。
先生も明るくて、授業が楽しく受講できるように工夫されていて、楽しかったです。
例えば、授業の最初は毎回ゲームなど5分程のブレイクタイムから始まり、ユニットごとの確認テストはアプリを使って早押しクイズのようにやったりしました。
大きな課題としては各本が終わったところで、感想文とポスター発表がありました。
一番覚えているのは、最後のポスターで、アウシュビッツに関連してそれぞれの出身国が現在抱えている問題等について発表した時です。
イスラエル出身の生徒が紛争で女性でも警官として働く事が義務づけられていたことを知ったり、香港出身の生徒が香港でのデモについて説明していたりして、日本は本当に平和な国だし、安全に暮らせない国の方が多いという世界の状況を改めて思い知りました。
②BUS180: Introduction to Marketing
この授業では、マーケティングの基本知識やマーケティングプランの立て方などを学びました。
授業はレクチャーですが、教材や課題は全てオンラインで、Webでテキストを読んだりクイズをこなしたりしました。
"Marketing"
先生が結構適当で遅れてきたり休校になったり、ゆるさがあったからこそ単位がもらえた気がします。笑
かくいうその先生は、サンフランシスコでSan Francisco Love Tourというツアー会社を企業した人でした。
企業家でもあるので、シリコンバレーらしかったし、自由でした。
インストラクションがきちんとしてなくて、プリントがなくて私も先生の英語をあまり聞き取れず、指示が分からない事が多くて困りました。
また授業が、ほとんど生徒同士のディスカッションだったので、ネイティブの大学生の英語が分からず、最初はドロップしようか本当に迷いました。
そんな時、たまたま隣に座っていた女の子が、日本語で話しかけてくれ、日本でホームステイした事があるというではないですか!!
彼女が助けてくれ、聞ける存在が出来た事で、本当に救われました。
日本は本当に美しい国だと思う、一番のお気に入りは明治神宮と言っていました。
私にとって、ネイティブの知り合いが出来たのは初めてだったので、凄く嬉しかったです。帰り道、駐車場まで歩きながら、いろんな話を聞いたりしました。
彼女はカレッジの授業を先行して受けている高校生だったのですが、彼女から学ぶ事がたくさんありました。
本当にアメリカ人は、自分の意見を伝えたり、意見を持つ事が上手だと思います。
関心しっぱなしでした。
この話に関連して、秋学期ではもう一人、ネイティブの友達が出来ました。
その子は、黒人の男の子なのですが、カフェテリアでお昼を食べていた時、なんと私に手紙をくれたのです!!
その写真がこれなのですが、
可愛くないですか!
一生懸命、ひらがなカタカナ漢字を使って書いてくれました。
私は英語を勉強しているけど、日本が好きだ!という人が私が日本人というだけで話しかけてくれて、その行動力を見習いました。
それから、毎回昼休みに話すようになったのですが、日本のお笑いが好きだったり、電車やバスが好きだったり、アニメ以外の事でも日本は魅力がある国だなと改めて思ったりしました。
そんなこんなで日々が過ぎていきました。
今思うと、私にとって本当に大切な思い出です。
カレッジで出会った生徒と先生みんなに感謝したいです。